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婚活を始める理由とは
元々結婚願望が強い人じゃなくても、ふと一人の寂しさを感じたりこのままいけば老後も一人なのかと考えた時に「結婚したい」と思い、婚活を始める人は多いです。結婚をすると、共に支え合える人が出来るので精神的にも安定すると言います。
・元々結婚願望が強い
・周りの友達が結婚していって焦りを感じた
・一人の寂しさを感じた
・付き合っていた人と別れた
・友達が婚活している様子に刺激を受けた
・親や親戚に急かされた
・適齢期を過ぎて自然には出会いがないと感じた
・子供が欲しい
多くの人の婚活を始めようと思った理由はこんな感じだと思います。この中の1つだけの理由ではなく、「元々結婚願望があるけど適齢期を過ぎた焦りがあるし、親も安心させたいし、子供も欲しい」など複数の理由から真剣に婚活を始める人もいるでしょう。
では、子供はいらないと思っているあなたが婚活をしようと思った理由は何ですか?
”結婚”には”子供”というキーワードが付いてくる
女性の場合は子供が産めるタイムリミットが迫っているという理由や、男性の場合は出世のためや仕事に自信がついてそろそろ子どもが欲しいと思うようになったので結婚したいと考える人も多いです。
実際、婚活サイトや結婚相談所のプロフィールを確認すると、子供の希望についての質問があり、多くの人が「子供が欲しい」を選択しているのも事実です。それほど、結婚と子供はイコールで結ばれていて、婚活市場ではお相手に「子供を希望する人」が求められる傾向にあります。子供を望める年齢なのに子供なし夫婦を希望している人にとっては、ネックになる部分で婚活をする上で悩みの種ですよね。
どうして結婚=子供という考えになるのか?
生物として子孫を残すというDNAが組み込まれているはずなので、子供が欲しいと思うのは自然な事でしょう。女の子は特に幼い頃から「大きくなったらお嫁さんになって、あなたもお母さんになるのよ」など刷り込まれて育った人も多いのではないでしょうか。
「結婚して子供を産むことが女の幸せ」なのだと幼い頃から刷り込まれている女性の中には、自分の意志とは関係なく将来は結婚して子供を産むものだと思っている人もいるでしょう。
それは大人になっても変わらず、適齢期になれば親や親戚などから「結婚しないのか?」と言われ、結婚したら今度は「子供は作らないのか?孫の顔が早く見たい」と言われて「結婚=子供」と現実的なプレッシャーとなってしまいます。
それは、結婚して子供を産むのが当たり前だと世の中みんながそう思っているからでしょうし、それを経験してきた女性にとっては結婚や子供がいる人生が幸福だと感じている証拠なのでしょう。しかし、子なし夫婦という選択肢があるということも認めて受け入れてくれればいいなと思いますよね。
子供なしの人生を自分の意志で選択する人は少数派と自覚しよう
世の中は、「結婚∔子供=幸せ」の方程式を刷り込まれて育った人や子供が欲しいと感じる人が大多数を占めています。子供のいない夫婦の中には、経済的や身体的な理由で子供なしの人生を選ばざるを得なかった人もいますが、自分の意志で子供のいない人生を選びたいと考える人はまだ少数派に分類されます。
そのため、結婚したいと思って婚活を始めても子供を希望する人が多くて、悩んでしまう人が多いです。少数派にとって婚活市場では少し肩身の狭い思いをすることもあるでしょう。
初対面の異性に「子供いらない」と宣言してしまうと、大体相手に引かれてしまうでしょう。子供はいらないと言うだけで「冷たい人なのかな」や性格に難ありと思われてしまう可能性があります。
更に女性は子供が好きで母性があると一般的に思われがちなので、運が悪ければ、「女性なのに子供が欲しくないなんて・・・」と色々な事を言われ、女性失格とまで言われてしまう可能性があります。
色々な人がいるので、「結婚=子供」だけが正解ではありませんし、子供を欲しくないと思う事も間違ってはいません。「子供なし」は選択肢の一つでしかないと思います。しかし、結婚しても子供なしを選ぶ人が少数派なのは事実です。少数派の意見は否定されやすいものなので、公言することで傷つく結果になってしまうこともあるでしょう。
ただ、最近になってようやく芸能人や有名人で子供のいない人生を選んだ理由や考え方、生き方を話す人が増えて「子供のいない人生」という生き方にも価値が見いだされてきているように思います。
DINKsという夫婦の形が浸透しつつある
「DINKs(ディンクス)」という言葉を聞いたことはありますか?共働きで子供なし夫婦を意識的に選んでいる夫婦の事を言います。子供なしを選ぶ理由は、お互いに仕事に集中したい、生活レベルを下げたくない、趣味の時間を充実させたい、そもそも子供が欲しくないなど色々な理由がありますが、子供を作れないのではなく作らないことを選んでいます。
今は昔よりも”個”を大切にする時代です。家族の形のあり方も多様化しています。DINKsを希望する人が増えてきているのも事実です。「結婚したいけど子供は欲しくない」という考えを否定されてきた女性は、女性としても人としても自信を無くしてしまう人もいますが、自信を無くす必要なんてありません。
結婚はしたいけど子供は欲しくない人はどんな婚活が向いている?
一般的に、女性よりも経済的に自立していて、家事能力もある男性なら結婚しなくても生きていけます。家事ができなくてもお金があれば家政婦を雇うことも出来ます。そんな男性が婚活をする理由は、一人で生きていくのが寂しくなったか子供が欲しくなったというのが大きな理由です。
そろそろ子供が欲しいと思った事が婚活を始めたきっかけという男性は多いです。「結婚=子供」というのが主流の考えなので、相手がどんな思考やどんな条件の相手を希望しているか分かりにくい合コンや婚活パーティー等はあまり向きません。
合コンや一般的な婚活パーティーで同じ考えの「結婚したいけど子供が欲しくない」というお相手を見つけ出すのは難しいでしょう。
子供は欲しくない人におすすめの婚活方法
結婚したいけど子供は欲しくないという考えの人が婚活するなら、結婚相談所・婚活サイト・DINKs希望者限定パーティー・あなたの結婚観を知っている友人の紹介がおすすめです。
結婚相談所と婚活サイトでは、プロフィールにはっきりと「子供は希望していません」と記載することで、そのことを理解した人や同じ考えの人とだけ出会うことが出来ます。ただし、「子供を希望しない」と書くのと書かないのでは出会える人の数は大きく変わってしまうでしょう。
しかし、隠しておいて後から話す方がハードルが高くなりますし、お互いが結婚に向かって進みだしたのに、子供の考えが一致しないから破局になってしまった方が傷つくはずです。
ちなみに、結婚相談所や婚活サイトで「子供を希望しない」と書くと出会える数が減ってしまうので、子供の希望有無の質問を「希望する」と答えているけど本音は違うという男性もいます。
まだまだ数は少ないですが、DINKs希望者限定の婚活パーティーもあります。結婚しても子供は欲しくないという点で同じ考えの人が集まっているので、安心して出会えます。また、あなたが子供は欲しくないと知っている友人に同じ考えの人がいたら紹介を頼むのも良いでしょう。紹介出来る人がいない可能性もありますが、チャンスはあります。
結婚と子供は対になっている位世間では重要な事です。子供が出来ない、作る作らないを巡って離婚に発展することも珍しくありません。そのため、最初から自分の結婚観と同じ人や理解をしてくれる人に対象を絞ることや対象を絞れる出会い方が出来る婚活方法がおすすめです。
”子供”については結婚前に明確にしよう
結婚したら絶対子供が欲しい、出来れば欲しい、出来ないくても良い、出来れば欲しくない、絶対にいらないと結婚後の子供については色々な考え方があります。
結婚はしたいけど子供は欲しくない人の中でも、子供が欲しくない度合いは人それぞれ違うでしょう。例えば、出会った人が「子供いらない」同士なら、結婚観も同じだから安心と思っていませんか?
同じ結婚観の人と出会えて、結婚の話が出たら改めて話し合いをしましょう。デリケートな問題で話をしにくい可能性もありますが、最初に話しておくことが大切です。
まずは、「本当に子供がいらないのか」についてです。相手に気に入られたくて嘘をついている可能性もありますので、改めて確認をしましょう。
そして、「もしも考え方が変わったらどうするのか」についても話しましょう。人の考え方や価値観は変わるものです。子供はいらないと思っていた人でも、歳を重ねる毎に子供が欲しいと思うようになる人もいます。結婚後に考えが変わったら、子供を作るのか、それとも別れるのか、養子をとるのかなどを事前に確認します。
また、両家の親の考え方や対策も話し合いましょう。親は孫を楽しみにしているでしょう。二人の結婚観を知らずに、いつまでも子供を授からないと思われて「病院に行った方が良い」と傷つくようなことを言われる可能性もあります。
ですから、お互いに子供を作らないという結婚観であることを両家の親に理解してもらえるのがベストです。少なくとも、お互いの親に宣言するようにしましょう。そして、もしも相手の親に何か言われたときにはお互い守るように約束しましょう。
子供を希望しない人は少数派のため婚活をはじめても思うような成果がすぐには出ないかもしれません。しかし、子供を希望しないということは焦らなくても良いと言う事です。焦らずじっくりと自分に合う伴侶を見つけましょう!