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結婚相談所に入会するなら用意しなければいけない書類がある
結婚相談所に入会する時、身分証明書ひとつで入会できる結婚相談所はあまりありません。しっかりとしている結婚相談所こそ色々と揃えないといけない書類があります。各相談所によって提出書類の種類に多少の違いはありますが、大体同じ書類が必要になってきます。
結婚相談所は結婚に繋がる出会いを提供する場ですので、登録する利用者は全員独身であることが最低条件です。そのため、現在結婚していないことを証明できる書類を用意しなければいけませんが、実際に結婚相談所に入会したことのある筆者は、個人的にこれが一番入手しにくい書類でした。
結婚相談所の入会に必要な書類は、普段目にする機会がほぼ無い書類も必要になりますし、発行に時間や手間がかかるものもあります。結婚相談所への入会を迷っている人の中には、この必要書類を集めるのが面倒だと感じていたり、書類集めをすると入会することがバレるのでは?と思っている人もいるでしょう。
しかし、結婚相談所に入会するための書類集めよりも結婚するときや結婚後の方が色々な書類を集めたり記入したり面倒なことはたくさんあります。入会前に面倒くさがらず、一歩踏み出してみましょう!
結婚相談所に入会経験のある筆者が、書類集めは面倒なのか、周囲にバレることがあるのかをご紹介していきます。まずは、結婚相談所に入会するときに必要な書類の種類を見て行きましょう。
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結婚相談所の入会に必要な書類の種類とは?
- 独身証明書
- 卒業証明書
- 在籍証明書
- 収入証明書
- 身分証明書
多くの結婚相談所では、上記の書類を用意するように言われます。相談所によっては用意する必要のない書類もありますし、中には男性だけが必要な書類もあります。女性は男性に比べると提出書類が少ない分、入会のハードルが低い印象があります。
他にも、上記と合わせてこちらの書類を用意するように言われる場合もあります。
- 住民票
- 口座振替依頼書
- 写真
- 公的資格証明書
各書類の内容と書類の入手方法について
独身証明書
現在独身状態であることを証明する書類です。正式名称は、「結婚情報サービス・結婚相談業提出用証明書」です。
【入手方法】
公的な証明書類になりますので、本籍のある市区町村の役所(住民票を貰う窓口)に行って「独身証明書が欲しい」と言えば、発行してもらえます。本籍のある市区町村の役所でないと発行してもらえませんので、本籍と今住んでいる市区町村が違う人は入手が一番面倒な書類かもしれません。
本籍地が遠くて直接取りに行けない場合や、直接行って手続きするのが恥ずかしい人は、郵送にて取り寄せることが可能です。申請方法や手数料などは各市区町村によって異なっていますので、本籍地の役所に問い合わせしてください。
【代用品】
独身を証明する書類としては「結婚情報サービス・結婚相談業提出用証明書」以外に、「戸籍謄本」または「戸籍抄本」を代用として認めている相談所もあります。戸籍謄本・抄本も本籍地の役所で発行してもらえます。
ただし、戸籍謄本・抄本には様々な個人情報が記載されています。「結婚情報サービス・結婚相談業提出用証明書」は個人情報保護の観点から誕生した証明書類になります。個人情報に敏感な時代ですので、どちらの書類が良いかはご自身で判断してくださいね。
卒業証明書
自分の最終学歴を証明する書類で、「卒業証明書」または「卒業証書」が該当します。
【入手方法】
卒業証書が見当たらない場合は卒業証明書を発行してもらいましょう。卒業した学校に「卒業証明書が欲しい」と言えば貰えます。
申請方法は、基本的に学校の事務局が開いている時に直接行くか電話(郵送)で申請するだけです。学校によっては発行手数料が必要になる場合もあります。卒業年度と専攻していた学科などの情報を伝える必要がある場合もありますので、卒業年度が曖昧な人は確認しておきましょう。
在籍証明書
働いている職場に在籍していることを証明する書類です。男女ともに提出を求められる相談所もありますが、多くの場合は男性のみ提出を求められます。
【入手方法】
勤務先企業や組織に申請して発行してもらう必要があります。申請方法は勤め先のルールに従ってください。
【代用品】
社員証を在籍証明書の代用として認めている相談所もあります。
収入証明書
自分の年収を証明する書類です。すべての相談所で必須としている書類ではありませんが、結婚の条件に年収をあげる女性も多いため、男性は提出必須としている場合が多いです。
【入手方法】
昨年度の源泉徴収票か1年分の給与明細を用意しましょう。自営業の方は、受領印がある確定申告書の控えで証明することが出来ます。
身分証明書
写真付きの公的機関が発行している身分証明書(運転免許証、パスポート等)です。本人確認をするために必要な書類で、写真付きの証明書が基本です。
【代用品】
写真付きの証明書がない場合は、2~3種類の身分を証明する書類で代用できる場合もあります。
住民票
現住所を証明する書類です。写真付き身分証明書などがあれば、必要ない相談所もあります。
【入手方法】
住民票はお住まいの市区町村の役所や申請窓口だけでなく、全国どこの役所でも取得可能です。
口座振替依頼書
会費などを口座振替で支払いする場合には、口座振替依頼書が必要になります。
【入手方法】
結婚相談所が用意した依頼書に必要事項を記載しましょう。
写真
プロフィールに掲載する用の写真をあらかじめ用意しておくように言われる場合があります。必要な枚数や写真のサイズは相談所の指定に従ってください。
【入手方法】
プロフィール写真の写りは活動に影響しますので、写真スタジオでちゃんと撮影してもらいましょう。入会時のプランにスタジオ撮影がセットになっている場合もあります。
公的資格証明書
公的な資格を持っていて、プロフィールに記載したり職業にしている場合は、提出するように言われる場合があります。例えば、医師や弁護士などが該当します。
書類の入手で結婚相談所への入会がバレる可能性は?
書類の申請で結婚相談所へ入会するのだと直結する書類は、基本的に「結婚情報サービス・結婚相談業提出用証明書」だけです。しかし、今の時代はどんな仕事でも守秘義務や情報漏洩にうるさいので、書類の申請から漏れる可能性は少ないと思います。
独身証明書の正式名称は「結婚情報サービス・結婚相談業提出用証明書」です。正式名称からわかるように、”独身証明書=結婚相談所へ入会する人が申請する書類”です。独身証明書の申請をすると、結婚相談所への入会用という事が分かりますが、公に見せびらかすものではないので、バレる事はないでしょう。
筆者は、本籍のある役所に同級生や親の知人が勤めているため、運悪く知り合いが手続きの担当になって知られるのが嫌だったので、戸籍抄本を取り寄せました。ただし、知り合いが手続き担当になっても知られるのはその人にだけで、公務員には守秘義務もありますし、周囲にバレることはないでしょう。
代用可能な戸籍謄本・抄本はパスポートの申請等にも必要な書類ですので、戸籍謄本・抄本の申請=結婚相談所への入会用とは直結しません。万が一にもバレたくない人・知られたくない人は、戸籍謄本や抄本で独身証明書類を代用してもいいか、相談所に確認してみると良いでしょう。
在籍証明書も疑われる可能性がある書類だと思います。在籍証明書が必要になるシーンは、結婚相談所への入会や子供の保育園の申し込み、賃貸契約時、転職先への提出等に使われます。
在籍証明書の申請=相談所の入会には直結しませんので、結婚相談所の入会を疑われるよりも、転職を疑われたり申請理由を聞かれる可能性はあるでしょう。申請理由を突っ込まれたときに使える理由を考えておいた方が良いかもしれません。
結婚相談所はそのサービスの特性上、利用者の不利益になることや入会していることが周囲にバレにくいように極力配慮してくれている相談所が多いです。そのため、入会時の提出書類も申請することで周囲にバレないように代用書類を認めているケースがあります。提出書類について困ったことがあれば、代用の書類や他の方法で証明出来ないか相談してみましょう。
入会の書類はいつまでに用意するの?
結婚相談所にはお金さえ払えば誰でも入れるわけではなく、入会には審査があります。そのため、基本的に入会時に書類の提出を求められます。
用意すべき書類に不備や漏れがあった場合は、入会が先送りになってしまうこともあります。せっかく面倒な書類集めをして、いざ入会して頑張ろう!と意気込んだのに、待ったを掛けられたらモチベーションも下がってしまいますよね。
入会書類によっては申請してから発行までに時間が掛かる書類もありますし、必要な書類は相談所や性別によって違いがあります。入会を希望している結婚相談所で揃えるべき書類(代用可能な書類)を確認して、入会日までに準備しましょう!
入会前の書類集めは最初の印象としては聞きなれない書類や手続きが必要な書類集めが面倒臭い気がしましたが、集めてみると特に大変ではなかったというのが個人的な感想です。面倒な書類集めは一気に片づけて、婚活を頑張りましょう!